噫無常 護法少女ソワカちゃん・注釈 †噫無常 護法少女ソワカちゃんの注釈のページです。
噫無常 †ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』の邦題『噫無情』(ああむじょう)のもじり。 冒頭シーン †毒を盛られた父の顔に何となく見覚えがあるが元ネタ不明。 タイトルシーン †アルマ・タデマ『ヘリオガバルスの薔薇』が元ネタ。(右下部分) 蛇欲 †中国に「蛇欲呑象」という四字熟語がある。 大東京帝国 †大友克洋『AKIRA』に登場する架空の組織。 SOL INVICTUS †ラテン語で『征服されざる太陽』を意味する、帝政ローマで信仰された太陽神。 SOL IPSE †ラテン語で『太陽、それ自身』を意味する言葉。皇帝ヘリオガバルス(本名:マルクス・アウレリウス・アントニウス)は、 魂の独我論的救済教 †「独我論」は哲学的な考え方の一つ。 愛羅舞 六薫浪流(あいらぶ ろっくんろうる) †アラン・メリル『I Love Rock N Roll』が元ネタか? ひた続く狂熱と混沌の旋律(しらべ) †ザ・ハイロウズ『青春』の歌詞「心のない優しさは敗北に似てる、混沌と混乱と狂熱が俺と一緒に行く」の仄めかしか。 この世界に神秘はない この世界があることが神秘なのだ †哲学者・ウィトゲンシュタインの著書『論理哲学論考』からの引用。
ジーク ドクガ †「ジーク」(Sieg)はドイツ語で「勝利」を意味する単語。 マンセー †韓国語での「万歳!」。2chなどでは揶揄の意味も込めて用いられる。 ドクガユーゲント †ナチス党内の青少年組織「ヒトラーユーゲント」(ヒトラー青年団)のもじり。 貴賓席 †向かって左は患者X。右側は浪花のモーツァルト、キダ・タロー。 三人の刺客 †ゆあーん、ゆよーん、ゆあゆよんの汚れちまった三兄弟。 鉢特摩(はどま) †サンスクリット語「パドマ」(Padma)の音写で「紅蓮」を意味する。 降り注ぐ数多(あまた)の- †ヘリオガバルスが宴会に招待した客を、天井から大量の薔薇の花を降らせることで殺した(圧殺? 窒息?)という逸話に由来か。 身中の虫共 †「獅子身中の虫」は仏教の経典に由来する慣用句。
危急存亡の秋(とき)を迎えり †「危急存亡の秋」は三国時代、蜀の軍師・諸葛亮が著した名文『前出師表』に由来する成語。 猟犬の群れに追われる吾は †『レ・ミゼラブル』で主人公ジャン・ヴァルジャンを追う警官ジャヴェールが、しばしば猟犬に例えられているが、その仄めかしか。 擬宝珠(ぎぼし) †擬宝珠は橋や寺社の欄干に取り付けられた飾り。 噫此処(ここ)にとりかえばやと †平安時代後期に成立した男女を入れ替える物語『とりかえばや物語』の仄めかしか。 女人に其の身を窶す †女装して危機を逃れようとするエピソードは東西の神話・伝承に存在する。(参考URL) 顔を洗うシーン †かつてデーモン小暮が出演した洗顔ソープのCMのパロディか。 月夜のシーン †小波旬が腰かけてるのは半壊した国会議事堂。 背景を行くタクシー †見覚えのある一家が…。 捲土重来の雌雄を卜せば †文語調なので分かりにくい方もいるだろう。 鴉は答えり「またとなけめ」 †現代語に訳すと「カラスは答えた『二度とないだろう』」。
なお、ポーの『大鴉』はnevermore(またとなけめ)のリフレインで有名。 デブヌル男 †「デブヌル」はUnix系のOSで使われる特殊なファイル「/dev/null」のこと。 電奇梵唄会 †2008年8月9日、新宿ロフトプラスワンで開催されるイベントのこと。詳しくはこちら。 邯鄲の夢(かんたんのゆめ) †人生の栄枯盛衰がはかないことを表す故事成語。(参考URL) 吾は行く鈍色(にびいろ)の頬のままで †谷村新司『昴』の歌詞「我は行く蒼白き頬のままで」のもじり。 カロリーメイト †大塚製薬のバランス栄養食。第4話でソワカちゃんにカロリーメイトを渡す小波旬の心境は如何に。 最後のシーン †小波旬の出自が明かされたが、今度はナースIDEの謎が深まった…。 |