噫無常 護法少女ソワカちゃん・注釈

噫無常 護法少女ソワカちゃんの注釈のページです。
動画のコメント、mixiソワカちゃんコミュ2chソワカちゃんスレなどを
参考にさせていただきました。ありがとうございました。
歌い手が小波旬のためか文語調の歌詞になってます。
漏れ・間違いなどお気づきの方は、こちらでご指摘いただけると助かります。

噫無常

ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』の邦題『噫無情』(ああむじょう)のもじり。
無常は仏教用語で、この世の中に永遠不変のものはないということを表す。

冒頭シーン

毒を盛られた父の顔に何となく見覚えがあるが元ネタ不明。
父が2回「ガクッ」っとなるのは聖飢魔IIの楽曲「地獄の皇太子は二度死ぬ」か?

タイトルシーン

アルマ・タデマ『ヘリオガバルスの薔薇』が元ネタ。(右下部分)

蛇欲

中国に「蛇欲呑象」という四字熟語がある。
蛇が象を飲み下そうとするほど、大きな貪欲さを例えた言葉。
ちなみに「呑象」は『高島易断』の著者、易聖・高島嘉右衛門の号でもある。

大東京帝国

大友克洋『AKIRA』に登場する架空の組織。
アキラを元首とする新興宗教的な国家で、ネオ東京壊滅後に鉄雄が中心となって建国された。

SOL INVICTUS

ラテン語で『征服されざる太陽』を意味する、帝政ローマで信仰された太陽神。
西暦228年、ヘリオガバルス治下のローマで、この太陽神と同名の教団が組織され、
ローマ皇帝ヘリオガバルスミトラス神、太陽の3つを信仰の柱とした。
さらにヘリオガバルスは12月25日を「征服されざる太陽の誕生日」という祝祭日として導入。
後世、キリスト教に取り込まれてクリスマスとなった。

SOL IPSE

ラテン語で『太陽、それ自身』を意味する言葉。皇帝ヘリオガバルス(本名:マルクス・アウレリウス・アントニウス)は、
シリアの太陽神「エル・ガバル」に由来する「ヘリオガバルス」を自ら名乗り、太陽神それ自身であると僭称した。

魂の独我論的救済教

独我論」は哲学的な考え方の一つ。
自分にとって存在していると確信できるのは自分の精神だけであり、
それ以外のあらゆるものの存在やそれに関する知識・認識は信用できない、とする考え方。
「魂の独我論的~」は蓮實重彦の「魂の唯物論的擁護」から。

愛羅舞 六薫浪流(あいらぶ ろっくんろうる)

アラン・メリル『I Love Rock N Roll』が元ネタか?

ひた続く狂熱と混沌の旋律(しらべ)

ザ・ハイロウズ『青春』の歌詞「心のない優しさは敗北に似てる、混沌と混乱と狂熱が俺と一緒に行く」の仄めかしか。

この世界に神秘はない この世界があることが神秘なのだ

哲学者・ウィトゲンシュタインの著書『論理哲学論考』からの引用。

世界がいかにあるかが神秘なのではない。世界があるという、その事実が神秘なのだ。

ジーク ドクガ

「ジーク」(Sieg)はドイツ語で「勝利」を意味する単語。
日本での「万歳!」という掛け声と同様に用いる。
ナチス党や機動戦士ガンダムのジオン公国で使われた事例が、一般に知られる。

マンセー

韓国語での「万歳!」。2chなどでは揶揄の意味も込めて用いられる。

ドクガユーゲント

ナチス党内の青少年組織「ヒトラーユーゲント」(ヒトラー青年団)のもじり。

貴賓席

向かって左は患者X。右側は浪花のモーツァルト、キダ・タロー

三人の刺客

ゆあーん、ゆよーん、ゆあゆよんの汚れちまった三兄弟。

鉢特摩(はどま)

サンスクリット語「パドマ」(Padma)の音写で「紅蓮」を意味する。

降り注ぐ数多(あまた)の-

ヘリオガバルスが宴会に招待した客を、天井から大量の薔薇の花を降らせることで殺した(圧殺? 窒息?)という逸話に由来か。
前述のアルマ・タデマ『ヘリオガバルスの薔薇』の画題でもある。

身中の虫共

「獅子身中の虫」は仏教の経典に由来する慣用句。
仏教を破壊する敵は外道天魔ではなく仏教徒自身にこそ存在することの例え。
転じて内部から災いをもたらしたり、恩を仇で返すこと。
以下、『梵網経』より引用。

獅子身中の虫、自ら獅子の肉を食う。余外の虫に非ざるが如し。
是の如く、仏子自ら仏法を破る。外道天魔の能く破壊するに非ざるなり。

危急存亡の秋(とき)を迎えり

「危急存亡の秋」は三国時代、蜀の軍師・諸葛亮が著した名文『前出師表』に由来する成語。
生き残るか滅びてしまうかという危ういせとぎわのこと。

猟犬の群れに追われる吾は

『レ・ミゼラブル』で主人公ジャン・ヴァルジャンを追う警官ジャヴェールが、しばしば猟犬に例えられているが、その仄めかしか。
ちなみに同作品には「闇の狩りには無言の猟犬を使う(A chasse noire, meute muette) 」という章もある。

擬宝珠(ぎぼし)

擬宝珠は橋や寺社の欄干に取り付けられた飾り。
小波旬を匿った女性(ミスハワイ? あるいは霊能者・宜保愛子?)は六薫浪流の熱狂的ファンなのだろう。
「擬宝珠(ぎぼし)の内に」は「宜保氏の家に」の意という説もある。

噫此処(ここ)にとりかえばやと

平安時代後期に成立した男女を入れ替える物語『とりかえばや物語』の仄めかしか。

女人に其の身を窶す

女装して危機を逃れようとするエピソードは東西の神話・伝承に存在する。(参考URL
ギリシャ神話ではアキレウス、日本では保元の乱の二条天皇などが有名か。
ローマ皇帝ヘリオガバルスも両性具有の神と称して女装や厚化粧を好んだとされる。

顔を洗うシーン

かつてデーモン小暮が出演した洗顔ソープのCMのパロディか。

月夜のシーン

小波旬が腰かけてるのは半壊した国会議事堂。

背景を行くタクシー

見覚えのある一家が…。

捲土重来の雌雄を卜せば

文語調なので分かりにくい方もいるだろう。
現代語に訳すと「巻き返しに成功するか否かを占ってみたら」。
小波が手にしてるのは易占で使う筮竹(ぜいちく)か。

鴉は答えり「またとなけめ」

現代語に訳すと「カラスは答えた『二度とないだろう』」。
以下、エドガー・アラン・ポー『大鴉』の日夏耿之介による翻訳より引用。

大鴉いらへぬ「またとなけめ」

なお、ポーの『大鴉』はnevermore(またとなけめ)のリフレインで有名。
ポーの持論『構成の原理』によると、nevermoreを繰り返し用いることを念頭に作られた詩だとのこと。
ちなみに菊地秀行『魔界都市ブルース』シリーズでは「またとなけめ」という言葉が「ネバーモア」というルビで頻繁に出てくるらしい。

デブヌル男

「デブヌル」はUnix系のOSで使われる特殊なファイル「/dev/null」のこと。
出力を全て破棄してしまう、いわゆる「ゴミ箱」。

電奇梵唄会

2008年8月9日、新宿ロフトプラスワンで開催されるイベントのこと。詳しくはこちら
ポスターのデザインは、つのだじろう『恐怖新聞』が元ネタ。

邯鄲の夢(かんたんのゆめ)

人生の栄枯盛衰がはかないことを表す故事成語。(参考URL

吾は行く鈍色(にびいろ)の頬のままで

谷村新司『昴』の歌詞「我は行く蒼白き頬のままで」のもじり。
もちろん、小波旬の灰色の頬に掛けている。

カロリーメイト

大塚製薬のバランス栄養食。第4話でソワカちゃんにカロリーメイトを渡す小波旬の心境は如何に。

最後のシーン

小波旬の出自が明かされたが、今度はナースIDEの謎が深まった…。


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Last-modified: 2010-05-04 (火) 08:35:00 (2785d)